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(2008/02/27)
バリー・レヴィー

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評価 5

私が思っていた映画と全く違っていたが、大変面白かったのは事実だ。
私が予告から思っていた映画は
「数人のアメリカ大統領目撃者が一堂に集められ、その人達が狙撃犯を特定する』
というようなものだった。
どちらかと言うと社会派を思っていたかもしれない。
B級の香りがちょっと漂うのに、この息もつかせぬ運びと言ったらどうだろう。
一時間半があっという間に過ぎた。

この映画のまず作りが面白い。
時をかけるのだ。

一人の人が大統領狙撃を目撃する。
その時に同時に色々な人が色々な行動を起こしている(犯人以外でも)
その『行動を起こしている人たち』が大統領狙撃までどのような行動をしてそこにたどり着いたか、というのをフラッシュバックで回想していくのだ。
何度もだから大統領狙撃とそのあとの爆発で終わり、何度も12時(狙撃直前)に戻る。
ここが時がかけるところ。

いい加減数回時をかけて、こちらが(ちょいと飽きたか・・)と思う時に話が進む。
このあたりの進ませ方に映画の妙がある。
更に面白いのは、
・全く思ってもいない人がこの事件に微妙に関係していること
だ。
観客のこちら側からは、全ての人の行動が見える。
そうすると、一人の人の後ろに誰がいたのかどういう会話をしていたのかと言うのも記憶されている。
あとからどんどん真実がわかった時
(あれはこういう意味があったのか!)
とか
(あの時のあの人はこの人だったのか!)
と、絡まった紐がするするとけるような気がしてすがすがしい。

一番私が驚いたのは
愛を語り合ってると思った男女が実は弟の解放を求めてやりあっていた
というところだった。